絵本読み二回目
次男の幼稚園で、二回目の絵本読み。
今日も年少クラス(前回とは別のクラス)に入りました。
ペアで入ったママさんが読んでくださったのはこちら。
- 作者: 香山美子,柿本幸造
- 出版社/メーカー: ひさかたチャイルド
- 発売日: 1981/11/01
- メディア: 単行本
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秋にぴったりの可愛いお話で、皆、驚くほど集中して聞いてくれました。
私が読んだのはこれ。
- 作者: 筒井頼子,林明子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1981/10/20
- メディア: 単行本
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気持ちのいい秋晴れ、お弁当持って出かけたくなる季節ということで選びました。
皆静かであまり反応がなかったんだけど(今年の年少さんはどのクラスもそんな感じみたいなんですが)、どうだったかなー。
でも、最後に挨拶をして教室を出る時、皆がいつまでも一生懸命手を振ってくれて、「また来てねー!!」と可愛い声をかけてくれたのが、すごく嬉しかったです。
私が絵本読みに入るのは今日が二回目で、まだまだ余裕なんてないのですが、なんとペアのママさんは今日が初めての絵本読み!!
ひいー、私がドキドキするなんて口走ったら、一緒に入るママさんはきっともっと緊張しちゃう^^;
私と読む時に絵本読みデビューなんてほんとすみません、という気持ちでいっぱいでしたが、そんなことは口に出せず、緊張してないふりでごまかしました(笑)。こういう暗示も、大事ですね。
子ども達の前で読むことに加え、保育の大ベテランである先生の前で読む、という行為もなかなかマゾっぽいというか、緊張が高まります^^;
しかしその先生の誘導にも助けられ、なんとか無事に二回目の絵本読み終了。
暗示のおかげか緊張はあまりしなかったけど、実際出来はどうだったんだろう(汗)。
ペアのママさんが初めてとは思えない落ち着きぶりだったので、ほっとしました^^
本読み終了後、今日の感想などを記しながら、サークルのママ達と絵本談義。
読み方についても毎回いろんなお話が聞けて、参考になります。
絵本談義の合間に育児の話もお互いにできて、貴重な時間です。
林明子さんの絵本との出会いは、私が幼稚園の年長の時。
園で購読していた月間絵本が福音館書店の「かがくのとも」シリーズでした。
ぼくのぱん わたしのぱん (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
- 作者: 神沢利子,林明子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1981/02/02
- メディア: 大型本
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「かがくのとも」シリーズには他にも印象に残っている絵本が多いのですが、中でもこの「ぼくのぱんわたしのぱん」は大のお気に入りで、当時繰り返し繰り返し読みました。
大人になってからふと読み返したくなり、本屋さんをはしごして探して買ったのは、まだ結婚するずっと前のこと。
- 作者: 瀬田貞二,林明子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1979/08/10
- メディア: 大型本
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もう小学生なのに絵本を買ってほしいと親に頼むのがなんとなく恥ずかしくて言い出せず、書店に行くたびに立ち読みしていたのを覚えています。
当時、「ぼくのぱんわたしのぱん」と同じ林さんが描いた絵本だと認識していたかどうかは忘れましたが、これで「林明子」という名前がしっかり心に刻まれました。
これも大人になってから、やっぱりどうしても手元に置いておきたくて、購入。
- 作者: 筒井頼子,林明子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1977/04/01
- メディア: ハードカバー
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この本も大好きでした。
当時は「もっと小さい頃にこの絵本と出会っていたらよかった」などと生意気にも思っていました^^;
でも、大人になった今でもやっぱり、いいものはいい。読んでいて、絵本の世界に引き込まれます。
いつ出会っても、遅すぎるということはないですね。
ただやっぱり、小さい時に出会っていると、感動もより鮮やかに刻まれているような気がします。
林明子さんの絵には独特のあったかみがあってとても惹かれます。
そして、強烈なインパクト、という画風ではないのですが、どの本を見ても一目で「あ、林明子さんの絵だ」とわかるのがすごいです。
個性的と思わせないけど個性的、というのは実はすごいことで、ただ上手なだけでは心には残らないんですよね。
私は特に、林さんの描く「黄色」がすごく好きです。
「ぼくのぱんわたしのぱん」の、つやつやとおいしそうなバターの黄色。
「きょうはなんのひ」でお母さんが着ているセーターの優しい黄色と、最後の一家団欒の部屋に満ちた温かい黄色。
絵本全体に溢れるあったかさの象徴がこの黄色に表れているような気がするのです。
おつきさまこんばんは―くつくつあるけのほん4 (福音館 あかちゃんの絵本)
- 作者: 林明子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1986/06/20
- メディア: 単行本
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長男が小さい頃に読んでやると、おつきさまがくもから出てきてにっこり笑うところで、声をたてて笑っていたなー。
この本が気に入ってさわりまくり、もう人前では読んであげられないぐらいボロボロになっちゃったけど^^;
手持ちの絵本で幼稚園でも読みたい本はたくさんあるんですが、どれもこれも、親子ともにモノ使いが荒くて、人前に出せる状態のものが少ない・・・。
今日の絵本も、今回あわてて修繕したものの、やっぱり人前では無理だーと思い、急遽幼稚園の図書コーナーで借りて持っていきました。
次はどんな絵本を選ぼうかな・・・。