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奈良散歩/夜編

猿沢池に灯りがともりました。


夏の夕方に、噺家さんの案内で奈良町をぶらぶら散策したあと落語を聴く催し。
先日奈良町に遊びに行った時にもらったチラシが気になっていたところ、ちょうどタイムリーに、子連れで行ってみてよかったよ〜という友人がいたので、早速うちも参加。
浴衣姿は小柄なお相撲さん、ではなく噺家の太遊さんです。
昼間、彦八まつりで噺家さんばかりのお相撲大会があって、なんと優勝したのだそう。


少し秋めいた空気の中、奈良町の隠れスポットの紹介や豆知識を聞きながら、路地をまったり散策。


いい具合に暮れてきました。


祭られているのは博打の神様らしい。
たまたま年に一度のお祭りの日だったので、提灯の灯りがきれいでした。


一時間弱の散策が終わり、奈良町落語館にて、落語を一席。
演目は「時うどん」。
寄席で観る落語は初めてで、しかもこの狭さ、この近さ、テンション上がりました。
高座って、ほんまにすごく高いのですね。
町歩きの時は浴衣を着ていた太遊さん、きちんと着物に着替えての登場で、なんかオーラが違いました(町歩きの時のオーラのなさとのギャップがすごすぎて笑えた)。
子ども達も、話の内容はよくわからなくても、うどんをすする物真似を一緒にやって、大袈裟な仕草や物言いに大爆笑で楽しんだ様子。

終わってすぐに、空腹と歩いた疲れが出たのか大あくびをした長男、私が「げΣ(゚Д゚)」と思うより先に「そない堂々とあくびせんでも〜!」と高座からめちゃ突っ込まれてました。
落語面白かったし、ここのユルさも含めてちょっとくせになりそうな感じ。
また観に来たいです。

落語全然知らないんですがテレビでやってたらつい観てしまう程度には好きです(最近あんまりやってないですが)。
生で観たのは一回だけ、もう20年近く前、寝屋川かどっかの大きな市民ホールであった米朝一門会。
この時は確か二階席で、ステージの噺家さんの姿は豆粒ぐらいにしか見えなかったのですが、当時存命だった枝雀さんの番になり、何の心の準備もしてなかったのに椅子から転げ落ちそうになるぐらい笑ってしまいました。
強豪揃い踏みといった感のある一門の中でも、明らかに突出した奇才ぶりはまさに爆笑王、あまりに強烈な笑いの毒にすっかりやられてしまい、また絶対枝雀落語を生で観たいと思っていたのに、突然の訃報は本当にショックでした。


ちょうど翌日(十五夜)の采女祭を控えて、ちょっとお化粧をした猿沢池が見られてよかった。


月餅、季節に関係なく、時々無性に食べたくなります。
ぎっしり感が好き。


まち歩きと落語の催し、今月中やってます。