納会
気がついたら、半月経ってました…
3月入ってすぐに、次男の幼稚園の絵本サークルの納会がありました。
毎年、年長のお母さん達が、それぞれ自分のお気に入りの絵本を持ち寄って、本の紹介や思い出などを語るのが恒例となってるんですが、これが結構楽しい。
みんなやっぱり自分の個性にあった絵本を選んでいるなぁと思うし、その人の声で読み聞かせをするとしっくりくるものを選んできてるなぁと思います。
最近では、図書館でする婚活パーティーというのがあるらしく、好きな本を選んで自己紹介するそうなんですが、話が盛り上がってカップル誕生率も高いとか。
これ、わかる気がする。
私もよその家の本棚見るの好きだし、読む本で人となりが見えてすごく面白い。
でも逆に自分の本棚見られるのは、ちょっと抵抗あるかも・・・^^;
とりあえず、図書館婚活、ちょっと覗いてみたいです。
あ、でもつい自分も参加したくなりそうだからやめといた方がいいか。
時間に限りがあるため、納会で紹介する絵本は一応1人1冊ということにしましたが、自分自身が1冊にしぼり切れず、結局何冊か持って行きました。
夏の暑さと水底の涼しさのコントラスト。
夢と現実が入り混じって、懐かしくも不思議な感覚を呼び覚ますお話です。
藤城清治さんの幻想的な影絵は、まさにこの作品世界を表現するためにあるように思いました。
これも夢と現実がいい具合に融合したお話。
絵も素朴ですが美しいです。
他のママが紹介してくれて、読んでみたいと思ったのがこちら。
スピーチとかフリートークとか言われると、何を喋ったらいいかわからなくて戸惑う人も多いと思いますが、こんな風に好きな本について語るとか、何かテーマがあると、人前で喋ることに苦手意識を持ってる人でも喋りやすいと思います。
会は卒園前最後の集まりということで、泣ける話あり、爆笑トークあり、盛り沢山の内容でした。
お昼からは、年長の子どもたちに向けて、三年間の幼稚園での思い出を綴った年長ママ手作りの紙芝居をピアノ演奏をつけて上演。
5月ぐらいから構想を練り、みんなの忙しいスケジュールの合間をぬって集まっては、コツコツと描きためてきました。
たまたま絵を描くのが得意なママが多い学年だったので、下絵も手分けして、色塗りはその時に集まれるメンバーで集まるたびにちまちまと。
このところ毎年恒例になっていて、正直大変な作業だから今年は無理にやらなくてもいいかな~と思ってたんですが(とりあえずなんでも弱気)、結局やろうということになってから皆すごく協力的で、作業のために顔を合わせる機会が増えたので親睦も深まりました。
私も絵を描くことは嫌いな方ではないんですが、担当ママ達のイラストがあまりに本気モードなので、まったく出番なし^^(色塗りもちょこっとお手伝いしただけ)
ピアノも今回はヤマハ講師やってるママにお願いして、選曲こそ一緒に考えたもののほとんどおまかせ状態。
ストーリーもほぼ語り担当のママの口述筆記しただけ。
頑張ったのは、みんなが集まるためのスケジューリングと(それって頑張ったといえるのか?)、ストーリー最後の締めの文章を考えるぐらいだったかも・・・^^;
最後は子どもたちも一緒に「にじ」の合唱をしたのですが、まだ紙芝居の語りが続いているのにピアノのBGMに合わせて自然に歌を口ずさみ始めてくれた子どもたちに、ママたちも感動で涙止まらず。
やってよかったとしみじみ思いました。
なんか表向きは子どものためと言いながら、自分自身が貴重な体験をいっぱいさせてもらった三年間だったなあと思います。
長男の時から振り返ると、本当にたくさんのことがあって、親も鍛えられた幼稚園生活でした。
私自身も「幼稚園生活楽しかった!」って思いながら終わりにしたい、というのは実は次男の入園前から思っていたことだったので、それが今実現できつつあることが嬉しいです。
助けてくれたたくさんのお友達に親子共々感謝です・・・❤