二学期の絵本サークル
ひゃーもう今学期も終わりだぁ・・・
というわけで、二学期に幼稚園で読んだ絵本を紹介。
9月。
- 作者: きうちかつ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1997/01/31
- メディア: 単行本
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面白いぐらい反応がありまして、私も楽しかったです。
10月。
- 作者: 岡田よしたか
- 出版社/メーカー: ブロンズ新社
- 発売日: 2011/10
- メディア: ハードカバー
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相方のお母さんにはご迷惑おかけしてしまいました。
呼び出しを受けて飛んで行くと、次男は職員室のベッドに手厚く寝かされており、神妙な面持ちで何やらこれからグングン熱が上がりそうな気配。
折悪しく小雨が降っていたので、片手に傘、片手で抱っこという無理な体勢で家までの坂道を登らされ、やっとの思いで帰宅した途端、
「おなかすいた、お弁当食べる」
家でお弁当をぺロリ完食。微熱はどこいった・・・。
食後、元気いっぱいダンスを始める次男。
やられた。
11月。
- 作者: 田島征三
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1977/04/01
- メディア: 単行本
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最後までシーンとしていたのは、聞き入ってくれていたのか、ポカーンとしていたのかどっちなんだろう^^;
笑いや反応がダイレクトにあると確かにこちらは安心できるのですが、集中してるがゆえに無反応(に見える)ということもあると思うのです。
思うのですが、読んでる本人にはその辺いまいちわからないのだ^^;
12月。
もりのでんしゃ
岸田衿子作 中谷千代子絵
福音館書店(月刊こどものとも復刻版より)
今日、自由読みに初めて入りました。
自由読みというのは、私たちが各教室に行って読むのではなく、お弁当の後、希望する園児(年中・年長児)だけが絵本のお部屋にやってきます。
基本、絵本を読んでもらうのが好きな子達が集まるからか、皆すごくいい感じに集中してくれて、適度な反応もあり、初めてでしたが安心して読み終えることができました。
今日の感じからすると、先月読んだ「だいふくもち」は、自由読みに向いていたかも・・・と思ったり。
(それにしても今日の私は、時間を遅めに勘違いしてギリギリに園に飛び込んだことから始まり、絵本読みこそ何事もなく終わったものの、読んだ感想を書くファイルのページは思いっきり間違えるわ、相方のお母さんが淹れてくれたコーヒーと紅茶を間違えて気づかずに飲み干してしまうわ、準備も後片付けも何もかもやってもらってしまうわで、久々に本領発揮のボケたおし・・・我ながら引いた。ほんまごめんなさいです)
- 作者: エリック=カール,もりひさし
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1989/02
- メディア: ハードカバー
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この紙芝居、何年も前のメンバーのお母さん方の手による、情熱のこもった手作り一点モノです。
随所に素敵な仕掛けが施されていて、見ごたえもたっぷり。
三年前、長男のお誕生会で初めてこの紙芝居を見た時の感動が忘れられず、今回、どうしてもお誕生会でピアノ伴奏を担当させてほしいと無理を承知でお願いしました。チャンスをいただき、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。
当時、育児スランプ気味で何かと落ち込みがちだった時に、皆で力を合わせて生き生きと上演されている姿は本当に楽しそうでまぶしくて、素敵だなあと思いました。
“子ども達のため”とはいっても義務感から悲壮な雰囲気で頑張っているのではなく、本当に自分たちで楽しんで取り組んでいることが伝わってきたからだと思います。
その時はまだ、自分が絵本サークルに入って活動することなど考えていませんでしたが、この紙芝居を見ていなかったら、実際にサークルに入ることはなかったかもしれません。
担当させていただいたピアノ伴奏も、元々は市販されている「はらぺこあおむし」のDVDのBGMを、ピアノの先生をされてるお母さんがピアノ曲として楽譜に起こしてくださったものです。
夏休み明けから週一回程度の練習が始まり、最初はプレッシャーで全然うまく弾けず・・・でも、練習を重ねるうちにどんどん「皆で創り上げる」作業が楽しくなってきて(これは去年も同じでした^^)、本番ではまったくの平常心で臨むことができました。
日々の練習の中で皆の間に強い信頼関係が育まれていたおかげだと感じました。
もう1人のピアノ担当のお母さんは、三年前に私が見た時もピアノを担当されていた方で、今回本当にたくさんのアドバイスをいただきました。感謝です。
配役は当日の急な欠席に備えてそれぞれのパートで二人ずつ割り振り、人数が足りなくて二人立てられないパートは、その時に手が空いている人間が入れるように、仕切り役のお母さんが随時設定してくれて、練習を進めました。
私も、自分がピアノを弾かない回にはくだものを描いた紙を持つ係に入ったり、紙芝居の支え役の代理に入れるように動きを覚えたり、と持ち場が変わるのが新鮮で、自分の担当以外の動きや呼吸を体験することが、BGMを弾く上でもとても役に立ちました。
本番も、未就園児教室と、園児たちのお誕生会と、別の日にそれぞれメンバーを替えて上演。
紙芝居の前には、これもお母さんによるエプロンシアターもあります。
最後にあおむしが大きな美しいちょうちょになって飛び出してくる場面では、未就園児教室の時は付き添いのお母さん達の「わあー!!」という歓声と温かい拍手、お誕生会の時は園児達の感激の「キャー!!!」というものすごい悲鳴とそのあとの集中による静けさが本当に感動的で・・・この場に、この紙芝居に参加することができて本当によかったです。
個人的に本番でノーミスを達成できなかったのがちょっと心残りですが、心から楽しんで弾くことができました。
皆で力を合わせるっていいな、と思える素敵な作品に仕上がったと思います。
もう練習できないのが淋しいなと思えるぐらい、いい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。