天橋立へ

日曜日、夫が仕事絡みで天橋立方面に行くので、一緒に行かない?と誘われ、便乗してまいりました。


あいにくの雨模様。
雨が降ろうがなんだろうが、いつも水が恋しい。
水に近づく。
水にさわる男子。

たとえ雨が降らずとも、午前中から夫の用事が終わる夕方まで、ずっと天橋立付近で過ごせるとは思えなかったので、とりあえず、与謝野町にあるクアハウス岩滝http://www.dolphin-group.co.jp/kurhaus-iwataki/という、温泉とプール(温泉水使用)のある施設で降ろしてもらいました。
降車直後にまさかの携帯電話を車内に忘れたことに気づきましたが、時すでに遅し。
受付で電話を借りて夫にかけてみても繋がらない。
知らない土地で自由に連絡もとれず足もなく荷物もいっぱい(水着とかタオルとか)。
とりあえず留守電に「ずっとここにいます」とメッセージを残し、プール&お風呂三昧で夕方まで過ごすことにしました。
でも、結果的には息子たちはいつまでたっても温水プールから出ようとはせず、ひたすらウォータースライダー三昧^^;
コースがきちんと分かれて泳げるプールで、周りに知ってる人もいないことだし、と、ほとんど泳げない私ですが水泳の真似事を始めてしまったのが運の尽き。すかさず、
「(平泳ぎの)腕でっかく広げすぎ!!」
「(クロールの)バタ足が全然なってない、沈んでる!!」
と鬼コーチ(長男)Iからの厳しい指示が飛んできた( ;∀;)

「じゃあ次はバタフライキック教えるから!!」
「えっΣ(゚Д゚)!!お母さんクロールも平泳ぎもでけへんのに、その前にあんたもまだバタフライなんか習ってないやん!!」
「じゃあこれは基本中の基本!!ターンを教えよう」
「いやいや、お母さんの水泳人生に、ターンの必要性はないと思うねんけど(゚д゚)!」
しかしもはや日頃の母の仕打ちに対する復讐鬼と化した長男は、どの課題も一向にクリアできない私に次々とハイレベルな課題を与え続けるのでした。
・・・子は親の鏡。
しかも筋力なさすぎてやっぱり私には水泳は無理じゃ。
いろんな意味で反省しきり。いや、反省にひたっている余裕もないほど体力消耗したもんで、館内でお昼ご飯食べた後、本気の昼寝して呆れられた。
(ちなみにここのレストランのラーメンとカレーが妙に美味しかった)
長男よ、毎週スイミングでガンガン泳がされてるというだけでもう、お母さんは尊敬するぜよ(選手クラスでもなんでもないが、スクールそのものが結構スパルタ系らしい)。
でも今回、平泳ぎなら、ちゃんとプロに教えてもらったらもう少しなんとかなるのではないか、という気が少〜しだけしたのは気のせい・・・?
うーん、ちゃんと泳げたらやっぱり楽しいだろうなあ。
長男よ、小さいうちからスイミングに入れていっちょまえに泳げるようにしてあげたお母さんにちょっとは感謝しなさいよ〜(と、本人の努力は棚に上げて言ってみた)
ちなみに温泉の方は、全部室内浴で、一部を除き水着浴、展望窓からは天橋立を望めます。
この日は雨に煙ってぼんやり霞んでいました。


船が来たら開く可動式の橋。
息子ら妙に食いつく。

川と見せかけここも海水。

閉まった。

近くで見たら隙間が。


そんなわけで、無事、夫も温泉まで迎えに来てくれ、せっかくここまで来たのだからと海沿いまで足を伸ばし(お天気がよかったら、海を渡る道を自転車で行くのも楽しそう)、いい具合に鄙びた土産物屋街で美味しい海鮮丼を食べて、帰ってきました。
なんとこのあたりの商店は軒並み5時で営業終了(≧▽≦)
このお店では、私達が最後の客でした。
奈良も観光都市のくせに夜が早いことで有名ですが、負けました。

帰途、雨脚が強くなり、交野の辺りで道路の一部が冠水していたのでびびりました。
冠水の中じゃばじゃばと車で突き進んだのは初めての体験です(゚д゚)!
幸い地元に戻ってきたら雨は落ち着いており(午後はやはり雷雨がひどかったようですが)ほっとしました。